朝晩ぐっと気温が下がるのを感じ、そろそろおでんや煮込み料理が恋しい季節がやってきました。ブロッコリーやごぼうなど今の時期に旬を迎える野菜は、冬に備えるように栄養をたっぷりと蓄えています。豊富な栄養素を逃さないよう上手に調理し、彩りのよい楽しい食卓でパワーチャージしましょう。
シャキシャキの食感がごちそう
ブロッコリーとりんごの黒ごまあえ

ブロッコリーとりんごの黒ごまあえ
ブロッコリー  1/2株
りんご 1/2個
酢水、塩 各適量
黒ごま 大さじ5~6
しょうゆ 大さじ1
返し(作り方は下記参照) 大さじ1

ブロッコリーは、小房に切り分け、さらに小指大に切る。
沸騰した湯に、1のブロッコリーを入れ、5秒で取り出し、
冷水にさらして十分に冷ます。
マッチ棒くらいの太さのせん切りし、変色を防ぐために酢水に軽くさらす。
ざるに上げて水気をきり、さらにペーパータオルで包み、
力強くふって残った水分をしっかりきる。
酢水につけ置くと、りんごに酢味がついてしまうので、さっと通す程度に。
黒ごまは、粗くする
水気をきったブロッコリーと、りんごを合わせて軽く塩をし、
4の黒ごまとしょうゆ、返しを加え、さっくりとあえてでき上がり。
ブロッコリーとりんごの黒ごまあえブロッコリーとりんごの黒ごまあえ



煮物の味つけや麺つゆなどに幅広く使える、とても便利な合わせ調味料
返しの作り方

返しの作り方
濃口しょうゆ  600ml
みりん  120ml
砂糖 90g
昆布 20g
削りがつお 50g

昆布はペーパータオルで汚れを軽くふき取り、左右に切り目を入れる。
切り込みを入れると、昆布からうまみが出やすくなる。
鍋を中火にかけ、鍋肌が熱くなったところに濃口しょうゆを一気に入れる。
しょうゆの焦げる香ばしい香りがしてきたら、みりん、砂糖、昆布を入れ、鍋肌についたしょうゆの焦げを落とすように、鍋全体を2~3回ゆっくりと回す。
沸騰したら削りがつおを入れ、アクと泡を手早くすくい取り、火を止める。
ざるを2つ用意し、ペーパータオルをはさんで3をこす。
こし終わったら、軽く押さえて残った汁を絞る。
ぎゅっと絞るとかつお節のえぐみが出てしまうので、絞り加減は控えめに。
5を1日常温に置く。寝かすことで、風味がまろやかになる。
返しの作り方返しの作り方返しの作り方返しの作り方返しの作り方
1:7の割合でだし汁を加えれば、煮もの全般に使える八方だしに、1:3でそばつゆ、もう少し薄くすると
うどんだし、酢と油を混ぜれば和風ドレッシングにと、料理の味つけや隠し味など幅広く使える
万能合わせだしです。
これさえあれば手早くしかも間違いのない味に仕上げられる、おかず作りの強い味方です。
1日寝かしたら、煮沸消毒した瓶に移し、冷蔵庫へ。3か月は十分保存できます。




ブロッコリーの栄養素を上手にとる方法

みずみずしいブロッコリーには、皮膚や粘膜の抵抗力を高めるビタミンCがレモンの約3.5倍も含まれています。しかしこのビタミンCは、ゆでると半分近くが流出します。おすすめなのは「蒸し煮」。フライパンに小房に分けたブロッコリーと水(1株あたり1カップ)を入れ、3分蒸します。水分がなくなればできあがり。90%以上ビタミンCが残り、濃い味わいが楽しめますよ。


あっと驚く、新食感春巻き!
ごぼうと山いも入り春巻き

ごぼうと山いも入り春巻き
春巻きの皮 8枚
豚ひき肉 35g
ごぼう  60g
山いも 50g
にんじん 20g
生しいたけ 2個
長ねぎの青い部分 20g
長ねぎの白い部分 20g
A チキンスープ 80ml
  しょうゆ 小さじ2
  老酒(または酒) 小さじ1
  砂糖 小さじ1/2
  塩、こしょう 各少々
ごま油 小さじ1
水溶き片栗粉(片栗粉1:水1) 小さじ1
サラダ油 大さじ1
小麦粉、水 各少量
揚げ油 適量

ごぼうは皮をこそげ、にんじんと山いもは皮をむき、生しいたけは石づきを落とし、それぞれの長さが4cmぐらいで、太さ2~3mmのせん切りにする。
ごぼうは少量の酢(分量外)を入れた水に浸けてあく抜きをして、水気をきる。
長ねぎの青い部分、白い部分とも、せん切りにする。
揚げ油を150℃に熱し、1のごぼう、にんじん、しいたけを順に入れて
さっと揚げ、油をきる。
鍋にサラダ油を熱し、豚ひき肉を入れて炒める。
肉の色が変わったら、2の長ねぎを加えて軽く炒める。
3の野菜類を入れてひと混ぜし、Aの材料をすべて入れて煮込む。
鍋5の煮汁が少なくなってきたら1の山いもを加え、
煮汁がほとんどなくなるまでさらに煮込む。
6に水溶き片栗粉を回し入れてとろみをつけ、仕上げにごま油を加える。
春巻きの皮で、7の具(1/8量)を巻く。
残りも同様に巻く。
鍋にたっぷりの油を熱し、低温(120℃)のうちに、
8の春巻きを入れて揚げ始める。
徐々に温度を上げながら、こんがりときつね色になるまで、ゆっくりと揚げる。
パリパリに揚がったら、取り出して油をよくきり、器に盛る。
ごぼうと山いも入り春巻きごぼうと山いも入り春巻き



かぶの甘みとかにのうまみが格別
かぶとかにの煮込み

かぶとかにの煮込み
かぶ 1個
かに肉 30g
ゆり根 30g
スナップえんどう 30g
ぎんなん 20g
長ねぎ 2g
しょうが 2g
チキンスープ 1カップ
A 老酒(または酒) 小さじ1
  塩 小さじ1/2
  砂糖、こしょう、うまみ調味料 各少々
サラダ油 適量
水溶き片栗粉(片栗粉1:水1) 大さじ1

かぶは茎を2cmほど残して切り落とし、皮をむいて8等分のくし型切りにする
ゆり根はりん片を1枚ずつはがし、汚れや傷んだところを包丁でそぎ取り、
縁の部分を削るようにして面取りする。
スナップえんどうは、へたと両側の筋を取り除く。
長ねぎは、薄切りにする。しょうがは皮をむき、同様に切る。
かに肉は手でほぐしながら、骨や殻を取り除く。
1のかぶ、2のゆり根、3のスナップえんどうとぎんなんを、
少量の塩(分量外)を入れた熱湯で下ゆでして、水気をきる。
鍋にサラダ油大さじ2/3を熱し、4の長ねぎとしょうが、
5のかに肉を入れて炒める。
長ねぎが薄く色づいてきたら、チキンスープと6の野菜を加えて煮込む。
かぶが柔らかくなったらAで調味し、水溶き片栗粉を回し入れて
とろみをつける。
仕上げにサラダ油大さじ1/3をたらして、つやとまろやかさを出し、
器に盛りつける。
かぶとかにの煮込み